品川区の水まわりトラブル|八潮・東品川・勝島の街の成り立ちと対処法

トイレつまり・水漏れ|ライフアート合同会社

 

品川区の東側、八潮・東品川・勝島は、区の西側とは街の成り立ちがまったく違います。坂や谷筋にそって少しずつ広がった住宅地ではなく、海を埋め立てて、区画から道路まで一度に整えられた街です。街ができた時期がはっきりしているぶん、そこに建っている住まいの年代もそろいます。この記事では、品川区が公表している資料をもとに、八潮・東品川・勝島がいつどのようにできた街なのかを確認したうえで、そこにお住まいの方が水まわりで気をつけておきたい点を整理します。

八潮・東品川・勝島は、海を埋め立ててできた街

品川区が公開している資料「市街地形成のあゆみ」(平成23年8月26日・品川区まちづくりマスタープラン策定委員会 資料1)のなかに、区の「埋め立ての歴史」をまとめたページがあります。そこには、江戸時代まで旧東海道付近が海岸線だったと書かれています。つまり、旧東海道(品川宿の通り)よりも海側は、もともと海だったということになります。

同じ資料によると、埋め立ては次のような順番で進みました。

▶ 昭和10年代:東品川2丁目から東大井1丁目にかけて埋め立て整備が開始(芝浦運河が形成)
▶ 昭和10年代:勝島が埋め立てられ、勝島運河が形成
▶ 戦後:品川ふ頭(東品川5丁目)や大井ふ頭(八潮1〜5丁目)の埋め立てが開始
▶ 昭和35年以降:臨海部は北から南へ整備が進み、昭和45年までに現在の品川区の形となる
▶ 昭和52年〜56年:勝島運河の一部が埋め立てられ「しながわ区民公園」となる
▶ 昭和57年:東八潮が品川区に編入
▶ 平成5年:東品川入江の埋め立てが完了し、東品川海上公園として整備

また、この資料は大井ふ頭の埋め立てによって京浜運河ができたことにも触れています。八潮・東品川・勝島が運河に囲まれているのは、こうした順番でできた土地だからです。

ここで押さえておきたいのは、この一帯は「後から人がつくった平らな土地」だということです。品川区の西側にある戸越や旗の台のように、坂の上と下で水まわりの条件が変わるという話は、こちらの地域にはあまり当てはまりません。そのかわりに効いてくるのが、建物そのものの年代と、建物のなかの配管です。

八潮五丁目は、区が「改修や更新が必要な時期」と書いている街

八潮の住宅については、品川区の「八潮地区のまちづくり」(更新日:令和5年11月27日)に、はっきりした記述があります。ここで区が扱っているのは八潮五丁目地区です。

同ページには「八潮団地は、昭和58年の入居開始以降も、平成21年の地区計画による学校跡地の福祉施設への機能更新や、団地内道路の歩道の拡幅、自治会や事業者による敷地内通路の改修など、それぞれの主体のもと取り組みが進められてきました。」と書かれています。あわせて掲載されている「八潮五丁目地区の現状」では、人口11,570人・世帯数5,706世帯(令和5年1月)昭和60年の入居完了という数字が示されています。平成30年に実施された住民アンケートは八潮五丁目全戸の約5,300戸に配布されたとのことで、ひとつの地区にそれだけの住戸がまとまっていることが分かります。

そして区は、この地区の【課題】のひとつとして「施設や住宅の老朽化を踏まえた改修や更新が必要な時期となっている。」と明記しています。ここは推測ではなく、区が公式に書いている内容です。昭和58年に入居が始まり昭和60年に入居が完了した街ですから、建物に付いている設備についても、同じような時期に手を入れる場面が出てくると考えられます。

一方で【魅力】としては「運河に囲まれ、水辺を感じ、憩える場所を形成している。」「車の道と人の道が分離され、安全に散歩や通学ができる。」といった点が挙げられています。歩車分離された広い敷地に住棟が並ぶ、計画的につくられた住宅地であることが、区の整理からも読み取れます。

八潮・東品川・勝島の住まいで、先に出やすい水まわりのサイン

建物が同じ年代でも、水まわりの部品がすべて同時に傷むわけではありません。ただ、動く部分やゴム・パッキンを使っている部分は、時間の経過とともに変化が出やすいところです。次のような症状には、部品そのものの劣化が背景にあることがあります。

▶ レバーを戻しても、トイレの水がしばらくチョロチョロ流れ続ける
▶ 蛇口をしっかり閉めているのに、先端から水が落ちてくる
▶ 洗面台やキッチンの混合水栓で、温度や水量の調整がしにくくなった
▶ シャワーを出すと、以前より勢いが弱く感じる
▶ 洗面所や浴室の排水が、ゴボゴボと音を立てるようになった

いずれも、いきなり使えなくなるのではなく「前と少し違う」という形で出てくることが多いものです。そのまま使えてしまうぶん後回しになりやすいのですが、トイレの止水部品の劣化は水道料金に、蛇口の水漏れは収納内部の湿りにつながることがあります。気になった時点で見ておくほうが、あとから慌てずに済みます。

なお、洗面台の下が湿っている、カビくさいというときの見方は洗面台下の収納が湿る・カビ臭い|結露と水漏れの見分け方で詳しく説明しています。

八潮・東品川・勝島で、修理を頼む前に決めておく2つのこと

まとまった戸数の住棟が並ぶ地区では、直しはじめる前に決めておきたいことが2つあります。どこまでが住戸側の担当かと、誰に先に伝えるかです。

1つ目については、蛇口・トイレ・排水トラップのように住戸の中で完結している器具と、壁の内側や上下階を貫いている配管とで、話の持っていき先が変わります。後者は管理組合や管理会社が窓口になることがあり、確認しないまま手を入れると、あとで負担の話がややこしくなることがあります。境目の考え方はマンションの水漏れは誰が直す?共用部と専有部の境目と費用負担マンション排水音が階下に響く原因と防音対策にまとめています。

2つ目は、八潮のように複数の主体が地区に関わってきた場所では、とくに意識しておきたい点です。先ほどの区のページでも、歩道の拡幅や敷地内通路の改修が「それぞれの主体のもと」進められてきたと整理されていました。まちづくりの話ではありますが、住戸の中の話なのか、それとも通路や建物の共用部にかかる話なのかを最初にはっきりさせておくと、連絡先を行き来せずに済みます。

ただし、下の階へ落ちそうな勢いで漏れているときは、この順番は後回しで構いません。まず水を止めてください。手順は止水栓・元栓の場所と閉め方にまとめていますが、その場で分からなければお電話でご案内します。

もうひとつ、区の資料には八潮五丁目の課題として「公園や団地内は街灯が少ない場所があり、夜は暗い。」という声も挙げられています。夜間にお呼びいただくときは、町名・丁目と棟の名称、部屋番号、それに敷地のどの入口から入ればよいかまでお伝えいただけると、到着してから作業に入るまでが早くなります。

なお品川区の他の地域については、戸越・中延・荏原の住宅事情と対処法大崎・北品川・旗の台の住宅事情と対処法大井町・武蔵小山・五反田の住宅タイプ別対処法を用意しています。品川区は西と東で街のでき方がかなり違うので、お住まいの地域に近いほうをご覧ください。

品川区の水まわりトラブルはライフアートへ

八潮・東品川・勝島は、街ができた時期がはっきりしているぶん、住まいの年代から見当をつけやすい地域でもあります。「まだ使えるけれど前と違う」という段階でご相談いただければ、部品の交換だけで済むこともあります。ライフアート合同会社は水道業界歴27年、品川区を含む東京23区に年中無休24時間で対応しており、出張見積もりは無料、最低料金1,000円〜、当日ご契約で4,000円割引です。トイレの流れ、蛇口のポタポタ、排水の音といった症状は、つい「様子を見る」で済ませてしまいがちなものです。修理が必要かどうかの判断に迷う段階でも、症状をそのままお伝えいただければお答えできます。

▶ お電話:044-385-1384(年中無休)
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